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2010年2月16日 (火)

無線LANの盲点

ネタはつきないMSへの悪口・・・はさておき。
過日のメンテナンス作業の話など。

コタツトップにゃケーブルは不恰好、ということで依頼され無線LANの導入作業を行ったが、翌日「無線LANってこんなに不安定なの?」とのクレーム。聞けば数分~数十分で無線LANが切れてしまうとのこと。
無線LANでは信頼していたバッファローなのにそんなはずは・・・と思いながらお伺いしてみるとやはり見ている間に切れる。
これはおかしい、ということで、まずはドライバのアップデート・・・最新版であった。近くの他局との混信は・・・検出できたのは1局(お客様のAP)だけ。bluetoothもつかっていない。802.11gだが親機-子機間の距離を2mぐらいにしても切れる。もちろん電子レンジなどの影響もない。
親機の設定を確認したがタイムアウトの設定もない。Wireless Zero Configurationもバッファローのインストーラがちゃんと殺している。802.1xも無効になっている。
ノートパソコンはDELL製のinspiron1501でWindows XP Hpme Editionだが、購入時点では無線LANを内蔵しないモデルを購入しており後付でUSBの無線LAN子機を使った。自分のパソコンのUSBの不安定問題がBIOSアップデートでかなり解決していたので、InspironのBIOSアップデートも行ったが変わらず。ディスプレイドライバなど気になるドライバを片っ端からアップデートしたが直らず。
「ウィルスか?」とも思ったがウィルスバスターがきっちり入っており簡易検索では何もでない。
さぁ困った。
TCP/IPの設定でも壊れたかな・・・再インストールか?と思いながらネットワーク接続の無線LANのプロパティを見てみると、見慣れないドライバが入っている。なんだこれは?「Dell Network Assistant」?
確かに接続が切れたときにDELLのユーティリティがポップアップしていたが、これがプロパティにいてるのか・・・
ちょっと待て。これってDELL版の無線LAN設定ツールか?なぜ入っている?
どうやらDELLは無線LANを購入時に選択しなかったユーザにもこのソフトを入れていたようだ。しかしこういうソフトはハードに依存するぞ・・・そうか、これがバッファローのクライアントマネージャの邪魔をしてるのか?
というわけで、さくっとDell Network Assistatをアンインストールしてみた。するとどうだろう。それまで30分以内には必ず切れていた無線LANが切れなくなった!
「数日間様子を見ていただけますか」ということでその場は退散したが、その後別件で電話したら「無線LANは調子いいよ」とのことだった。

バッファローなどのサードパーティは当然自分の製品が安定して動作するよう設定ユーティリティである「クライアントマネージャ」をインストールしてくる。その際、マイクロソフトがXP SP2に入れてきたWZCはきちんと殺すことで「似て非なる」ソフトの同時実行による不具合を回避しようとする。しかしハードメーカーがつけてきたソフトまではバッファローも気が回らなかったのだろう。それはしょうがない話だ。
しかし、似て非なるソフトの存在があることを知っているはずのOSが何も言わないのはやはり不親切としか言いようがない。マイクロソフト自体がそういうソフトをつけている以上、自分自身のソフトを「邪魔だから殺せ」ということは言うはずはないのだが、それはユーザビリティの視点から言えば「OSの責任放棄」になる。
本来ならバッファローのソフトのインストール時に「同様のソフトが既に1つ以上インストールされています。追加した場合システムが不安定になる危険があります」のような警告がなされるべきであり、既存のソフトの一覧表示および有効化・無効化を適切に設定できるUIが備わっているべきだったのだ。

やはり結局マイクロソフトの製品企画のでたらめさをここでも証明することになったのか。

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