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2010年2月14日 (日)

イベントID51

※2010/02/17追記:内容に不備がありました。デバイス名と実デバイスのリンクを錯誤し、かつダンプリストの解析を間違えておりました。お詫びして訂正いたします。

マイクロソフトのプロダクトにケチを付け出すときりがないが、備忘録ということでもあり、記録を残していこう。

自分の愛用PCはDELLのLATITUDE D600というもう6年物のノートパソコンだ。
先立つものもないし、頑丈なので気に入っており、こまめにメンテナンスしている。
今日もイベントビューアをチェックしたが、気になるエラーが残っていた。

イベントの種類: 警告
イベント ソース: Disk
イベント カテゴリ: なし
イベント ID: 51
日付: 2010/02/13
時刻: 15:41:51
ユーザー: N/A
コンピュータ: COM-D600
説明:
ページング操作中にデバイス \Device\Harddisk1\D 上でエラーが検出されました。

詳細な情報は、http://go.microsoft.com/fwlink/events.asp の [ヘルプとサポート センター] を参照してください。
データ:
0000: 03 00 68 00 01 00 b6 00 ..h...¶.
0008: 00 00 00 00 33 00 04 80 ....3..€
0010: 2d 01 00 00 00 00 00 00 -.......
0018: 00 00 00 00 00 00 00 00 ........
0020: 00 30 04 00 00 00 00 00 .0......
0028: 76 8b 01 00 00 00 00 00 v‹......
0030: ff ff ff ff 03 00 00 00 ÿÿÿÿ....
0038: 40 00 00 c4 02 00 00 00 @..Ä....
0040: 00 20 0a 12 40 02 20 40 . ..@. @
0048: 00 00 00 00 0a 00 00 00 ........
0050: 00 00 00 00 18 f7 ef 86 .....÷ï†
0058: 00 00 00 00 90 24 ef 86 ....$ï†
0060: 00 00 00 00 18 02 00 00 ........
0068: 28 00 00 00 02 18 00 00 (.......
0070: 08 00 00 00 00 00 00 00 ........
0078: 70 00 06 00 00 00 00 0a p.......
0080: 00 00 00 00 28 00 00 00 ....(...
0088: 00 00 00 00 00 00 00 00 ........

このエラーはハードディスク等への書き込み時にエラーが起きたことを示している。ページング動作中なので、自分のデータが壊れたとは言い切れず、これが散見(イベント中に数件)なら様子見なのだが、頻発するようだとそれがハードディスクでの事象だった場合はハードディスクの交換が必要になる。というわけで今入っているハードディスクの代替をそろそろ用意する必要があるのだが、ここで問題なのはエラーメッセージの「説明」だ。
> ページング操作中にデバイス \Device\Harddisk1\D 上でエラーが検出されました。
これを見て普通の人はどう思うだろうか。
全く分からない人は何がなんだかわからないだろうし、ちょっと分かる人なら
「俺のパソコンはパーティション分割しているからDドライブでトラブルが起きているのだろうな」と判断してchkdsk D:を実行するだろう。しかし何もエラーが検出されなければ「ま、様子見だな」ということになる。

ところがこの「説明」は不完全なのだ。

まず、Harddisk1が何を指しているのか、これだけでは分からない。
これを調査するには、(もしインストールされているなら)dmdiag.exeをコマンドプロンプトで"-v"オプションをつけて実行するとわかるようだ。
ダウンロードは次のリンクで:http://download.microsoft.com/download/win2000platform/webpacks/1.00.0.1/nt5/en-us/dmdiag.exe

dmdiagの結果の抜粋は以下の通り:
---------- Drive Letter Usage, Drive Type ----------

C: = \Device\HarddiskVolume1 [Fixed]
D: = \Device\HarddiskVolume2 [Fixed]
E: = \Device\CdRom0 [CDRom]
F: = \Device\Harddisk1\DP(1)0-0+4 [Removable]

---------- \Device\Harddisk0 ----------

\Device\Harddisk0\DP(1)0x7e00-0x1e83e0fe00+1 (Device)
\Device\Harddisk0\DP(2)0x1e83e17c00-0x1bb4a98600+2 (Device)
\Device\Harddisk0\DR0 (Device)
\Device\Harddisk0\Partition0 (SymbolicLink) -> \Device\Harddisk0\DR0
\Device\Harddisk0\Partition1 (SymbolicLink) -> \Device\HarddiskVolume1
\Device\Harddisk0\Partition2 (SymbolicLink) -> \Device\HarddiskVolume2

---------- \Device\Harddisk1 ----------

\Device\Harddisk1\DP(1)0-0+4 (Device)
\Device\Harddisk1\DR3 (Device)
\Device\Harddisk1\Partition0 (SymbolicLink) -> \Device\Harddisk1\DR3
\Device\Harddisk1\Partition1 (SymbolicLink) -> \Device\Harddisk1\DP(1)0-0+4

つまり、Harddisk1は私の環境ではFドライブの外付けUSBフラッシュメモリのことだったのだ。
そして"\Device\Harddisk1\D"というデバイス名は不正であり、"\Device\Harddisk1\DR3"がエラーを起こしていることもわかる。本当なら
> ページング操作中にデバイス \Device\Harddisk1\DR3 上でエラーが検出されました。
などと表示されねばならない。「D」と「DR3」では意味が全然違い、このDR3がWindowsエクスプローラ上の何ドライブに該当するかは前述のソフトなどで確認する必要があり決してDドライブの意味ではない。

マイクロソフトのサイトでこのエラーについての詳細な説明がある。
http://support.microsoft.com/kb/244780/ja
が、XP対応と記載しておきながらデコードの例示がWindows2000向けのものだったり、シンボリックリンクの説明がWindows2000のSCSIでの説明に終始し現実的な回答になっていない。
http://support.microsoft.com/kb/159865/

いつも思うのは、この手の情報が不完全であり漏れがあり結果としてユーザの問題解決に役立たず混乱させてしまうことだ。ここまで面倒なことをしないとイベントビューアの結果がどのようにユーザに影響するのか分からないようになっているというのは、ユーザビリティの観点から言えば確実に欠陥である。

というわけで、私のパソコンのUSBフラッシュメモリはそろそろ危ないらしい。そのうち他のエラーもでるだろう。それまでバックアップを忘れずに、そして致命的なエラーがでるようだと交換作業が必要だ。

マイクロソフトはこういうところで手抜きがある。どうして日本人はこういう「手抜き」OSを全面的に信頼してシステムを構築することに抵抗がないのだろう?システム設計での回避策が考えられているのなら構わないのだが・・・

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コメント

貴殿の記事によって悩みが解消できました。有難う御座います。

貴殿の記事によって悩みが解消できました。有難う御座います。

いや助かりました。
この件に関してOnjiさんと同じく酷い手抜きだと考えます。(故意かとまで思ったり…

まあicon表示に関する脆弱性の放置ほどではないですが…。

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